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【2025年版】車検付き中古車は本当にお得?知らないと損する注意ポイントを徹底解説

中古車探しをしていると「車検付き中古車」という言葉をよく目にするのではないでしょうか。車検が残っていることで、購入直後に車検費用を支払う必要がないため「お得に見える」ケースが多い一方、実際には注意すべきポイントも存在します。たとえば、車検の残り期間や整備の実態によっては、かえって早めの出費につながる可能性もあるのです。

本記事では、車検付き中古車のメリットと落とし穴をわかりやすく整理し、購入時に確認すべきチェックポイントを詳しく解説いたします。これから中古車を検討される方にとって、賢い選択をするための参考になれば幸いです。



1. 車検付き中古車とは?基本の仕組みを理解しよう

車検付き中古車とは、その名のとおり次回の車検満了日まで有効な車検が残っている車を指します。日本では通常、新車登録から3年後、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。中古車市場に出回る多くの車は、車検が半年〜2年残っているケースがあり、購入時点で車検を受け直す必要がないのが特徴です。

※軽自動車も乗用車も基本周期は同様ですが、用途(営業用など)により異なる場合があります。


2. 車検付き中古車のメリット

  • 車検費用を当面負担しなくてよい
    車検には法定費用(自動車重量税・自賠責保険・検査手数料など)と整備費用がかかり、一般的には10万〜15万円前後が相場といわれます(※車種・整備内容により変動)。車検付きの中古車なら、この出費をすぐに負担する必要がありません。
  • 購入直後から安心して乗れるイメージ
    直近で車検を通した車であれば、一定の安全基準を満たしているため「しばらく整備の心配をしなくてもよい」という安心感があります。特に初めて中古車を購入される方には魅力的に映りやすいでしょう。
補足:法定点検(12か月点検等)や消耗品交換は車検とは別です。車検に通っていても、快適・安全に乗るための整備は必要になることがあります。

3. 注意すべきデメリットと落とし穴

  • 車検残り期間が短い場合のリスク
    「車検付き」とはいえ、残りが数か月しかない場合はすぐに車検費用が発生します。結果的に「車両本体価格+車検費用」となり、想定よりコストがかさむ可能性があります。
  • 整備不十分な「名ばかり車検」の可能性
    車検はあくまで「国の基準に適合しているか」を確認する検査で、細かな予防整備や消耗品の積極交換までは義務ではありません。販売店によっては最低限の検査だけで通し、整備や消耗部品交換が十分でないケースもあります。購入直後に修理や交換費が生じることも珍しくありません。
  • 車両価格に車検費用が上乗せされているケース
    「車検2年付き」と宣伝される車は、販売価格に車検整備費用が含まれている場合があり、同条件の「車検なし車」と比べて割高に見える場合があります。


4. 購入前に確認したいチェックポイント

  • 車検証・整備記録簿の確認
    車検証で車検満了日を必ず確認しましょう。整備記録簿があれば、過去の交換部品や点検履歴が把握でき、保守状況の目安になります。
  • 実際の整備内容と交換部品の有無
    「エンジンオイル/エレメント」「ブレーキパッド」「ブレーキフルード」「冷却水」「バッテリー」「タイヤ」など、何をいつ交換したかを具体的に販売店へ確認し、見積書や納車整備記録に明記してもらうと安心です。
  • ディーラー系と中古車販売店の違い
    ディーラー系は自社基準での点検・保証が付きやすい一方で価格は高めになりがちです。独立系販売店は価格を抑えやすい半面、整備の内容・保証範囲が店舗によりばらつくため、保証条件(期間・走行距離・適用範囲)を事前に確認しましょう。
確認のひとこと例:
「直近の車検時に交換した部品一覧を見せていただけますか?」
「納車前整備の内容と、保証の対象・免責事項を教えてください。」


5. 車検付きと車検なし、どちらを選ぶべき?

「すぐに乗りたい」「初期費用を抑えたい」方には車検付きが向いている一方、残り期間が短い・整備内容が不透明といった場合は、コスト超過の可能性があります。「信頼できる工場でしっかり整備を受けたい」方には、車検なし車+自分で車検整備の手配という選択も合理的です。

比較ポイント 車検付き 車検なし
購入直後の出費 小さめ(ただし残期間が短いと近々発生) 車検・整備費を別途手配(総額は車両次第)
整備の透明性 店舗による(納車整備の明細確認が鍵) 自分で工場を選べるため内容を指定しやすい
納車スピード 早いことが多い 車検・整備の時間が必要
総額の読みやすさ 読みやすいが車両価格に上乗せ済みの場合あり 車両価格は安い傾向、ただし整備費の見積りが必須

提案:迷ったら、「総支払額(諸費用・保証込み)」で比較し、納車整備の内容・保証条件まで並べて判断すると失敗しにくくなります。


6. まとめ|「お得さ」よりも「安心感」で見極めよう

車検付き中古車は一見お得に思えますが、その実態は条件次第です。残り期間や整備内容をしっかり確認すれば安心して購入できますが、盲目的に「車検付きだから安心」と考えるのは危険かもしれません。中古車購入では、価格よりも「信頼できる整備」と「安心して乗れる環境」を優先することをおすすめいたします。

  • 車検残の具体的な残月数と、直近の交換歴を要確認
  • 納車整備の明細保証条件を見積書に明記
  • 総額(諸費用・保証込み)で車検付き vs なしを比較

本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の車両状態や契約条件により最適解は変わります。ご不安な点があれば、第三者の整備工場や専門家への相談もご検討ください。