今が買い時!価格下落が進む注目の中古車モデル5選|2025年中古車相場まるわかり
中古車の購入を検討されている方にとって、「今が買い時なのかどうか」は非常に気になるポイントですよね。
近年は新車の供給が回復している影響で、中古車市場でも価格調整の動きが進んでいます。
本記事では、2025年に価格が下落している注目の中古車モデルを5台ピックアップし、価格が下がる背景や狙い目の購入タイミングをわかりやすく解説します。相場を見極めて賢く購入したい方に、きっと役立つ内容です。
目次
1. 2025年の中古車価格動向
2025年の中古車市場は、全体的に価格が落ち着きつつあります。
これは、コロナ禍以降続いていた新車供給不足が改善されたことが大きな要因です。
オートオークション市場のデータ(USS東京など)によると、2025年2月の平均成約価格は約126万円でしたが、5月には118万円台まで下落。特に3〜5年落ちの比較的新しい車両で価格の下がり幅が目立ちます。
また、海外需要の変化も影響しています。これまで高値を維持していた高級ミニバンやSUVが調整局面に入り、「今が狙い目」といえる状況です。
2. 値下がり中の注目モデル5選
ここでは、2025年に実際に価格下落が顕著な5モデルをカテゴリー別に紹介します。
トヨタ アルファード|高級ミニバンの相場が調整中
高級ミニバン市場をけん引するアルファードは、2024年に高値を維持していましたが、2025年に入り緩やかに下落傾向。
特にハイブリッドモデルでは買取査定の増加が見られ、供給過多が価格下落の一因になっています。
モデルチェンジ後の新型登場による在庫整理も進んでおり、中古で狙うなら今がチャンスです。
スバル インプレッサ G4/WRX|人気コンパクトの値ごろ感アップ
インプレッサG4は2025年春にかけて前月比13%の価格下落を記録。
スポーツ志向のWRXも同様に下落しています。
走行性能や安全性能には定評があるため、在庫増による価格調整が続く今は、質の高い個体を手頃な価格で狙える好機といえます。
トヨタ シエンタ|マイナーチェンジ前の狙い目モデル
2022年に登場した現行シエンタは、初回車検を迎える個体が出回り始めたことで、2025年は中古在庫が増加。
さらに、夏ごろにマイナーチェンジを控えていることから旧型の値引きが進行中です。
家族向けの使い勝手や燃費性能に優れ、コスパ重視のファミリー層に最適な選択肢です。
トヨタ プリウス|安定した人気でも価格は一時下落
燃費性能に優れるプリウスは、中古車でも常に高い人気を誇ります。
しかし、2025年は一部で20%程度の価格下落が確認されています。
再販価値(リセールバリュー)が高く、修復歴があっても値崩れしにくいため、**「買って損しにくいモデル」**の代表格といえるでしょう。
ダイハツ ムーヴ|モデルチェンジ前の値下げ期
軽自動車市場では、ムーヴの価格下落が目立っています。
7代目のフルモデルチェンジが近いとの報道もあり、旧型在庫の整理が進行中。
通勤や街乗り中心の方にとって、低走行・高年式の掘り出し物を見つけやすい時期です。
3. 賢い中古車選びのコツ
購入時期を見極める
中古車は3月決算後の4〜6月に在庫整理が進み、価格が安定しやすい傾向があります。2025年も同様で、この時期は販売店同士の価格競争も激化しています。
モデルチェンジ直前を狙う
新型登場前は旧型在庫の値下げが進み、交渉も有利になります。
シエンタやムーヴのようなタイミングを逃さずチェックするのがポイントです。
情報収集を徹底する
カーセンサー、グーネット、MOTAなどのサイトで相場を確認するほか、オークション成約価格やJADA統計も参考にするとより正確に判断できます。
4. まとめと今後の相場
2025年の中古車市場は、全体的に価格が落ち着き、買い手にとって有利な状況になっています。
- 値下がりが進むモデル:アルファード、インプレッサ、シエンタ、プリウス、ムーヴ
- 有利な購入タイミング:春〜初夏、またはモデルチェンジ直前
- 重要ポイント:相場情報の定期的なチェックと在庫動向の把握
今後さらに新車供給が安定すれば、中古車価格は一段と落ち着く可能性があります。
ただし、人気モデルは下げ止まりも早いため、「欲しい車があるなら今のうちに動く」のが得策です。
価格が下がった今こそ、納得の一台を見つける絶好のタイミングといえるでしょう。
