【2025年版】中古バイク市場の最新動向|価格推移と狙い目モデル徹底ガイド
本稿では、2025年の市場トレンドを整理しつつ、主要人気車の「新車・中古の実勢レンジ」を比較。用途別の“狙い目”も具体的にご提案します。
1. 2025年の中古バイク市場サマリー
2020〜2024年にかけて、中古バイクの平均相場は業者オークションデータの分析で約63.5%上昇と報じられました。背景にはコロナ禍による需給逼迫に加え、円安で海外バイヤーの引き合いが強まったことがあります。
一方で2025年は、輸入小型二輪の新車登録が前年同期比で1割前後減少するなど伸び悩むセグメントがある一方、軽二輪では前年超えで推移するなど、過熱した一部中古価格に息切れも見られ、車種ごとの差が拡大しています。

2. 価格推移の背景とこれから
- 上昇ドライバー:円安継続や“USED IN JAPAN”の品質評価による輸出需要(業者オークションの平均落札額の上昇や、海外バイヤー動向の報道など)。
- 鎮静化の芽:新車の供給正常化・モデルチェンジ、季節的な在庫調整。結果、人気度がピークアウトした250ccネイキッドやコミューターで相場が落ち着く局面もあります。
- 今後:ビッグネイキッドや“名指し買い”が多いヘリテイジ系は高値が続きやすい一方、原二・軽二輪コミューターは相対的に狙い目が増える可能性があります(市場情報の総合判断)。

3. 値段比較|主要5モデルの相場レンジ
※全国平均価格(目安)。新車=店頭本体の全国平均/中古=掲載中古の全国平均。月次により変動します。
- ホンダ CT125 ハンターカブ
新車:44〜45万円前後/中古:40万円前後(2025年春〜初夏の全国平均推移)
特徴:頑丈・積載◎・燃費良好。キャンプツーリング層にも根強い人気。 - ホンダ PCX160(軽二輪スクーター)
新車:38万円前後/中古:42万円前後(2025年春〜初夏の全国平均目安)
特徴:通勤通学〜街乗り万能。装備の充実で“実用の満足度”が高い。 - ヤマハ MT-25(250ccネイキッド)
新車:58〜59万円前後/中古:40〜43万円前後(2025年春〜初夏の平均)
特徴:扱いやすい2気筒、軽快ハンドリング。初めてのステップアップに最適。 - ホンダ レブル250(E-Clutch含む)
中古実勢:E-Clutch系の掲載平均で約67万円(構成や年式で差)
特徴:足つき・スタイル重視で人気安定。装備差で価格の振れ幅が大きい。 - カワサキ Z900RS(大型・ヘリテイジ)
新車:152万円前後/中古:160万円前後(2025年春〜初夏の平均)
特徴:名指し買い多数。相場は堅調で値落ちが緩やか。
補足:上記に加え、MT-25のオークション成約価格は直近半年でおおむね20万円前後(状態や年式により10万円台〜30万円台中心で、装備次第では40万円台の例も)となっています。売却相場の目安把握に有用です。
4. 狙い目モデルと選び方(用途別)
- 街乗り・通勤重視:PCX160
中古40万円前後で装備充実の個体が拾いやすい時期。燃費・積載・快適装備のバランスが高水準。相場が比較的落ち着きやすいのも追い風。 - キャンプ・林道含むライトツーリング:CT125 ハンターカブ
中古40万円台前半で良質個体が散見。社外キャリアや風防の有無で価格差。入替えサイクルが短い個体は狙い目。 - 初めてのスポーティ志向:MT-25
中古40万円台前後で選択肢豊富。新車値付けとの逆算で“コスパ”が出やすい。低走行・保証付き店舗を優先。 - 長く乗る“指名買い”:Z900RS
高止まり。中古を急ぐより、好条件(ワンオーナー/ノーマル度高)の質を優先。資産性を重視するなら相応の予算を。 - 足つき&ラクさ重視:レブル250
E-Clutch等装備差で価格ばらつき大。相場は高めだが、装備・年式・走行のバランスを重視すると満足度が高い。
5. 失敗しないチェックポイント
- 相場グラフと“在庫数”を並べて見る:価格が下がり始めても在庫が薄いと取り合いに。平均価格だけでなく出物の厚みを確認。
- “乗り出し価格”で比較:本体が安くても諸費用で逆転は珍しくありません。記載の総額と保証条件を必ず照合。
- カスタム過多は用途次第:リセールや保証の観点では“ライトカスタム or ノーマル”が無難。
- 季節要因:春〜初夏は需要旺盛、晩秋〜冬は交渉余地が広がることがあります。
- 売却も見据える:オークションなどのレンジ(例:MT-25の直近レンジ)は出口の目安に有効。

6. まとめ|2025年の“買い時”はどこか
市場全体は高止まりからの小幅調整局面に入りつつあり、原付二種〜軽二輪クラスの実用モデルのうち、とくに軽二輪スクーターのPCX160と、人気定着型のライトアドベンチャー・レジャー系(CT125)は“条件次第で買い”が広がっています。スポーティ入門のMT-25も、新車価格との相対比較で中古優位を作りやすい状況です。対してZ900RSなど“指名買い大型”は引き続き強含みで、価格より状態重視が合理的です。最後は乗り出し総額・保証・状態の三点で“実用価値”を丁寧に比較することをおすすめします。
