買うなら今!? マツダCX-5中古車徹底解説|相場比較・人気の理由・後悔しない選び方
「SUVが欲しいけど、せっかくなら満足感の高い一台を選びたい」。
そんな方にとって、中古のマツダ CX-5は今でも気になる存在ではないでしょうか。
CX-5は2012年に初代が登場し、2017年には2代目へフルモデルチェンジ。
さらに2026年5月21日には、日本国内で3代目となる新型CX-5の販売が始まりました。
つまり今、中古車として狙いやすくなっているのが、2017年から2026年まで販売された2代目CX-5です。
新型が登場したことで、「新車の3代目にするか、それとも価格がこなれてきた2代目中古車にするか」と迷っている方も多いんじゃないでしょうか。
2代目CX-5にはガソリンだけでなく、マツダらしい2.2Lクリーンディーゼル「SKYACTIV-D」も設定されていました。
一方で、中古ディーゼルを選ぶなら走行履歴やメンテナンス状態について知っておきたいポイントもあります。
この記事では、CX-5の世代ごとの中古車相場を確認しながら、2代目の年式による違い、ガソリンとディーゼルの選び方、購入前にチェックしたいポイントまで分かりやすく解説します。
1. CX-5の概要と人気の理由
CX-5の初代モデルが日本で発売されたのは2012年です。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」と、「SKYACTIV技術」を全面的に採用した第1弾の商品として登場しました。
その後、2016年12月に2代目となる新型CX-5が発表され、2017年2月2日に販売を開始しています。
2代目ではCX-5らしいスポーティなスタイルを引き継ぎながら、内外装の質感や静粛性、安全・快適装備などが進化しました。
そして2026年5月21日には3代目CX-5が国内発売されています。
マツダによると、CX-5はこれまでにグローバル累計500万台以上の生産・販売を達成しています。
新型が登場した今だからこそ注目したいのが2代目です。
一世代前になったとはいえ、デザインや装備に古さを感じにくい車両も多く、新型より予算を抑えてCX-5に乗りたい方には面白い選択肢になっています。
2. CX-5の中古車相場|初代・2代目・新型を比較
CX-5は長期間販売されてきたモデルだけに、中古車の価格帯もかなり幅があります。
そこで、「○年式なら○万円」と固定的に考えるより、まず世代ごとの相場を確認してみましょう。
| 世代 | 生産・販売時期 | 中古車平均価格 | 掲載価格帯 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2012年2月〜2016年11月 | 約79万円 | 約34.9万〜193.5万円 |
| 2代目 | 2016年12月〜2026年4月生産モデル | 約244.8万円 | 約74.8万〜528.9万円 |
| 3代目 | 2026年5月〜 | 約385.1万円 | 約335.8万〜405.8万円 |
※中古車平均価格・価格帯は2026年8月19日確認時点のカーセンサー掲載情報をもとにした参考値です。在庫の入れ替わりによって変動します。
初代なら100万円を切る車両も多く見つけられる一方、年式が古くなっているため、価格だけでなく整備状態を重視したいところです。
一方、2代目は年式の幅が約9年あるため、100万円前後の初期型から、高年式・低走行の車両まで価格差がかなり大きくなっています。
ここで気になるのが新型との価格差です。
3代目CX-5の新車価格は330万円からとなっているため、2代目の高年式中古車では、新型のエントリーグレードと価格が近くなるケースも考えられます。
「中古なら何でもお得」と考えるより、新型の新車価格と比べながら判断した方が失敗しにくそうですね。
出典:
カーセンサー「CX-5 初代 中古車相場」
カーセンサー「CX-5 2代目 中古車相場」
カーセンサー「CX-5 3代目 中古車相場」
マツダ「MAZDA CX-5」公式サイト
3. 中古で狙うなら何年式?2代目CX-5の違い
2代目CX-5を中古で選ぶときに重要なのが年式です。
同じ2代目でも販売期間が長いため、初期型と後期型では装備やデザイン、使い勝手に違いがあります。
2017〜2018年式|価格重視なら候補
2代目CX-5は2017年2月に販売を開始しました。
中古価格をできるだけ抑えて2代目に乗りたいのであれば、2017〜2018年あたりの初期型は候補に入りやすいでしょう。
ただし、安全装備や快適装備は年次改良によって進化しているため、「2代目なら全部同じ」と考えない方がよさそうです。
2018年の商品改良では、衝突被害軽減ブレーキの夜間歩行者検知への対応、360°ビュー・モニターの設定拡大、Apple CarPlay・Android Autoへの対応などが行われています。
同じ2018年式でも改良前後で仕様が異なる可能性があるため、初度登録年だけでなく装備内容まで確認しておきたいですね。
2020年末〜2021年式|ナビ・ディスプレイ重視なら注目
2020年12月の商品改良では、2.2Lディーゼル「SKYACTIV-D」の出力向上に加え、センターディスプレイも8.8インチまたは10.25インチへ大型化されました。
さらに全機種に車載通信機を標準設定し、「MyMazda」と連携するコネクティッドサービスにも対応しています。
中古車でもナビ画面の見やすさやスマートフォンとの連携を重視したいなら、グレードごとの画面サイズを確認したうえで、この改良以降をひとつの目安にするのもよいでしょう。
2021年末以降|デザインと完成度を重視するなら狙い目
2021年11月にはCX-5に大幅な商品改良が行われました。
フロントグリルや前後ランプのデザイン変更に加え、乗り心地や操縦安定性、利便性、安全性なども見直されています。
さらに「Sports Appearance」や「Field Journey」といった特徴の異なるモデルも追加されました。
そのため、「新型ほど予算はかけたくないけど、2代目の中ではできるだけ新しく、完成度の高いものが欲しい」という方には、2022年式以降を中心に探す方法もあります。
ただし、高年式車は中古価格も高くなります。
3代目の新車価格との差が小さい車両については、新旧両方を比較して決めた方がよいでしょう。
4. ガソリンとディーゼルはどちらがおすすめ?
中古CX-5を選ぶとき、多くの方が迷うのがガソリン車とディーゼル車です。
単純に「ディーゼルの方が燃費が良いからお得」と考えるより、自分の使い方に合わせて選んだ方が後悔しにくくなります。
街乗り・短距離中心ならガソリン車
買い物や送迎、短距離通勤などが中心なら、ガソリンモデルは分かりやすい選択肢です。
特に「1回の運転が10分程度で終わることが多い」という使い方なら、ディーゼル特有のDPFについて深く気にせず使いやすいというメリットがあります。
中古車価格も条件によってはディーゼルより抑えられるため、年間走行距離が少ない方はガソリン車も積極的に比較してみたいところです。
高速道路・長距離が多いならディーゼルXD
高速道路を使った旅行や長距離移動が多い方なら、2.2LディーゼルのXDはCX-5らしい魅力を感じやすいグレードです。
ディーゼルエンジンは低回転域から大きなトルクを発生するため、高速道路への合流や追い越しなどでも余裕のある加速を楽しめます。
ただし、中古で選ぶ場合は、それまでどのような使われ方をしていたかも確認しておきたいところです。
中古ディーゼルで注意したいDPF
CX-5のディーゼルには、排気ガス中の粒子状物質を捕集するDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)が装備されています。
マツダの取扱説明書では、通常走行中にDPFにたまったPMを自動的に除去すると説明されています。
一方、次のような使用状況ではPMが自動で除去されないことがあるとされています。
- 車速約15km/h以下で走り続ける
- 10分以下の短時間走行を繰り返す
- エンジンが十分暖まらない走行を繰り返す
- 長時間アイドリングを続ける
そのため、「ディーゼルは煤がたまるから危険」と必要以上に怖がる必要はありませんが、短距離走行ばかりの使い方との相性については理解しておきたいところです。
中古ディーゼルを検討するなら、整備記録簿に加えて、可能であれば販売店へ過去の使用状況やDPF関連の整備履歴について確認してみるのもおすすめです。
5. CX-5中古車の主な魅力
一世代前でも古さを感じにくいデザイン
2代目CX-5は、マツダの「魂動デザイン」を取り入れたSUVです。
デザインの好みは人それぞれですが、3代目CX-5についても、マツダは2代目からシルエットを相似形的に拡大し、スポーティなスタイルを発展させています。
それだけ2代目の基本的なプロポーションが、CX-5というモデルのデザインに大きな影響を与えていたことが分かります。
中古になってもデザインを重視したい方にとって、2代目CX-5は今でも候補にしやすいんじゃないでしょうか。
年式によって安全装備を選べる
2代目CX-5には、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」が採用されています。
ただし、搭載機能や標準・オプションの違いは年式やグレードによって異なります。
例えば2018年10月の商品改良では、衝突被害軽減ブレーキに夜間歩行者検知機能が追加され、360°ビュー・モニターは全機種でメーカーオプションとして選択できるようになりました。
「2018年以降なら全部同じ安全装備」と考えるのではなく、中古車の装備欄や実車で確認することが大切です。
新車では選べなくなった2.2Lディーゼルを選べる
新型3代目CX-5の国内仕様は、発売時点で「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載しています。
一方、2代目には2.2Lクリーンディーゼルの「SKYACTIV-D」が設定されていました。
つまり、CX-5でディーゼルを選びたい方にとっては、中古の2代目が重要な選択肢になっています。
トルクのあるディーゼルCX-5が好きな方にとっては、新型登場によって逆に2代目中古車の存在感が増したとも考えられそうです。
6. 購入前にチェックしたい注意点
走行距離だけで判断しない
中古車では走行距離が少ない車ほど魅力的に見えますが、距離だけで車両状態を判断するのはおすすめできません。
定期的に点検やオイル交換が行われてきた車なのか、整備記録簿が残っているのかといった点も重要です。
特に初代や2代目初期型は年数が経過しています。
タイヤ、バッテリー、ブレーキ、足回りなどの消耗状態まで含め、購入後に必要となりそうな整備費用も考えておきましょう。
ディーゼルは使用履歴と整備履歴を見る
XDを検討する場合は、DPFを含めたディーゼル特有の機構について理解しておきたいところです。
短距離走行が中心だった車なのか、高速道路や長距離で使われてきた車なのかまで完全に把握するのは難しいですが、整備記録や販売店での診断結果は判断材料になります。
エンジン警告灯やDPF関連の表示が出ていないかだけでなく、試乗できる場合には異音や振動、加速時の違和感なども確認しておきたいですね。
同じ年式でも装備が違う
CX-5は商品改良が多かったモデルなので、同じ年式でもグレードや生産時期によって装備が異なるケースがあります。
360°ビュー・モニター、BOSEサウンドシステム、レザーシート、Apple CarPlay対応など、自分が欲しい装備が実際に付いているかを確認してください。
「L Packageだから全部付いているだろう」「2020年式だからこの装備だろう」と思い込まず、現車ごとに確認する方が確実です。
高年式車は新型との価格差を確認する
2代目の最終期モデルは状態の良い車両が多い一方、中古価格も高めです。
新型CX-5は330万円から販売されているため、2代目の高年式・低走行車を300万円台で検討する場合は、新型の見積もりも一度取ってみることをおすすめします。
中古車の支払総額と新車の支払総額を比較して、「この差なら2代目の上級グレードを選ぶ」「この差なら新型にする」と考えた方が納得しやすくなります。
7. CX-5中古車はどんな人におすすめ?
100万円前後からSUVを探したい人
予算をできるだけ抑えたいなら、初代や2代目初期型が候補になります。
ただし、価格が安い車ほど年式や走行距離だけでなく、購入後のメンテナンス費用まで含めて検討することが大切です。
高速道路やロングドライブが多い人
長距離移動が多く、ディーゼルらしい力強いトルクを楽しみたいならXDが有力候補です。
特に高速道路での移動が多い方なら、CX-5のディーゼルを選ぶメリットを感じやすいでしょう。
装備の充実したSUVを中古で狙いたい人
内装や快適装備を重視するなら、L PackageやExclusive Mode、Sports Appearanceなども比較してみたいところです。
新車では高価だった上級グレードが、中古になることで予算内に入ってくるのは中古車選びの面白さです。
2代目CX-5のディーゼルが欲しい人
現在の3代目CX-5は国内発売時点では2.5Lガソリン系パワートレインとなっているため、CX-5でディーゼルを選びたい方は2代目中古車が中心になります。
「新型より2代目のXDが欲しい」という選び方ができるのも、今のCX-5中古車市場ならではですね。
8. 新型登場の今は買い時?賢い選び方
2026年5月に3代目CX-5が発売されたことで、2代目は完全に「先代モデル」となりました。
一般的にフルモデルチェンジは、中古車市場の在庫や価格が動くきっかけになります。
ただし、「新型が出たから旧型が必ず大幅に値下がりする」とは限りません。
むしろ今後は、新型へ乗り換えたユーザーの2代目が中古車市場へ流入することで、選択肢が増える可能性に注目したいところです。
実際、マツダ公式中古車検索「Mazda U-car Search」でもCX-5は多数掲載されており、グレードや年式を比較しながら探せる状況です。
また、新型CX-5は発売約1カ月の2026年6月21日時点で、国内受注台数が1万台を超えています。
マツダが公表した月間販売計画2,000台の5倍を超える数字です。
新型への乗り換えが進めば、今後2代目中古車の在庫構成にも変化が出る可能性があります。
急いで1台に決めるより、複数の中古車サイトやマツダ正規販売店の在庫を比較しながら条件の良い車を探してみるのがおすすめです。
保証を重視するなら、マツダ認定中古車も選択肢です。
マツダ認定U-carは納車日から1年間、認定U-carプレミアムは2年間、走行距離無制限の保証が用意されています。
一般中古車より価格が高くなる場合はありますが、中古ディーゼルを初めて購入する方など、購入後の安心感を重視したい場合には比較する価値があります。
出典:
マツダ「『MAZDA CX-5』の受注が好調」
マツダ公式中古車検索「Mazda U-car Search」
マツダ「正規販売店マツダ車の魅力」
9. まとめ|CX-5中古車は価格だけで選ばない
CX-5は2012年に初代が登場し、2017年に2代目、そして2026年5月には3代目へと進化しました。
現在、中古CX-5を検討するうえで特に面白いのは2代目です。
新型登場によって一世代前になったことで、新車との価格差を比較しながら幅広い年式・グレードから選べるようになっています。
価格を優先するなら2017〜2018年頃の初期型。
新しいマツダコネクトや大型化されたセンターディスプレイなどの使い勝手を重視するなら2020年末の商品改良以降。
デザインや走りを含めた2代目の完成度を重視するなら、2021年末の大幅改良以降がひとつの目安になります。
そしてCX-5中古車ならではのポイントが、ディーゼルXDを選べることです。
ただし、ディーゼルは燃費だけで決めるのではなく、自分が短距離中心なのか、長距離中心なのかまで考えて選ぶことが大切です。
中古車は同じ年式・グレードでも、走行距離や整備履歴、装備、車両状態によって価値が変わります。
「相場より安いから」という理由だけで飛びつくのではなく、整備記録簿や保証、欲しい装備まで確認しながら複数台を比較してみてください。
新型CX-5が登場した今だからこそ、あえて完成度の高い2代目を中古で選ぶ。
そんな買い方も、かなり面白いんじゃないでしょうか。
参考資料・出典
- マツダ「新型『マツダ CX-5』を発表」
2代目CX-5の発表時期、発売日などの確認に使用。 - マツダ「新型『MAZDA CX-5』の販売を開始」
3代目CX-5の国内発売日、モデル概要、CX-5累計販売実績などの確認に使用。 - マツダ「新型 MAZDA CX-5」公式サイト
新型CX-5のパワートレイン、新車価格、主要諸元などの確認に使用。 - カーセンサー「CX-5 初代 中古車情報」
初代CX-5の中古車平均価格・掲載価格帯の確認に使用。 - カーセンサー「CX-5 2代目 中古車情報」
2代目CX-5の中古車平均価格・掲載価格帯の確認に使用。 - カーセンサー「CX-5 3代目 中古車情報」
3代目CX-5の中古車価格帯の確認に使用。 - マツダ「『マツダCX-5』を商品改良」
2018年改良時の安全装備、360°ビュー・モニター、Apple CarPlay・Android Auto対応などの確認に使用。 - マツダ「『MAZDA CX-5』を商品改良」
2.2Lディーゼルの出力向上、8.8インチ・10.25インチセンターディスプレイ、コネクティッドサービスなどの確認に使用。 - マツダ「『MAZDA CX-5』を大幅改良」
2021年末のデザイン変更、走行性能・安全性・利便性の改良、Sports Appearance・Field Journeyの追加などの確認に使用。 - マツダ CX-5電子取扱説明書「ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)とは」
DPFの仕組み、短時間走行や低速走行を繰り返した場合の注意事項確認に使用。 - マツダ「『MAZDA CX-5』の受注が好調」
新型CX-5発売約1カ月時点の国内受注台数と月間販売計画の確認に使用。 - マツダ公式中古車検索「Mazda U-car Search」
マツダ正規販売店で販売されているCX-5中古車の確認に使用。 - マツダ「正規販売店マツダ車の魅力」
マツダ認定U-car・認定U-carプレミアムの年式・走行距離基準、保証期間の確認に使用。
※中古車価格は記事作成・確認時点の掲載データです。在庫状況によって平均価格・価格帯は随時変動します。
※同じ年式でも生産時期、グレード、メーカーオプション、特別仕様車などによって装備内容が異なります。中古車購入時には車台番号や現車、販売店の車両情報などで実際の仕様をご確認ください。
※ディーゼル車の状態は使用環境や整備履歴によって異なります。DPF警告などがある場合は自己判断せず、マツダ販売店などで点検を受けることをおすすめします。
